夜の緊急入院、連れて行かれたのは婦人科の病棟。


そして案内された部屋は、4人部屋。


おまけに誰もおらず、私1人の個室状態。


薄暗いわボロいわ、何か出そうで怖いんですけどぉぉー。


「じゃ、点滴しますね」


優しい顔した看護師さんが、おもむろに点滴を再装着。


病弱な育ち故、点滴には慣れておりますが、まさかこの後3日も付けっぱなしになるとは。


看護師さんが出て行くと、後に残されたのは私1人。


消灯時間も過ぎて、部屋の中が暗い。


枕が変わると寝付けなくなる繊細な体質なので、3時まで眠れませんでした。


ああ、こんなお泊りは嫌だ。


しかも窓の外に、救急車の赤いランプがチラついてるし。