柔らかい君


あの後も俺たちは世話したけど1ヶ月くらいたったらどっかに消えてた。

そんときも望、泣いてたっけ?

「晴汰ーボーっとしてないで帰るぞー!」

今も昔もどっかわんぱくなとこは変わんないよな。

「待って!」

俺は急いでチャリを漕いで望を追った。

望は意地悪して待ってくれないで、
学校を出て最初の信号で信号待ちしてる。

こっちに意地悪な笑顔を向けながら。


可愛いなーもう。


「待ってろよ!」

「やーだね♪」

結局、信号待ちで一緒になんだからいいじゃん

「あ、青だ!」