「わっ!やべ!もう9時じゃん!」

ひろが携帯を開くとびっくりして立ち上がった

「もうそんな時間かぁ。」


もっとひろとしゃべりたいなぁ。


しゅんってなる私

ひろがそれに気づいた。


「どしたぁ?俺が帰るのがさみしいのか?」


恥ずかしさはあったが私は
コクりとうなずいた。


ひろはニっと笑って私の頭を撫でた。


「明日また会えるだろ?ほんとにかわいーな。お前。」


「あ、そうだ。」


ひろはなにかを思い付いたみたい。


「おまえ日曜日暇?」


「うん…暇…だよ?」


「デート行こう」


デート!?


って初じゃん!