「あーちゃんはさ、ひろとどんな感じ?」


「すっごいいい感じ!クリスマスの時なんて指輪もらったし。」


そう言ってキラキラの指輪を裕太くんに見せる



「ひろがそういうことするのってすげーかも。あいつ、今まで誰とも付き合わなかったから」


以外。


あんなにもてるのに。


「なんだか嬉しいな。」


笑顔になる私。


「すごいよ。あーちゃん。俺もクリスマス、えりと過ごしたんだ。」


「そうなの!?」


「あいつさー。彼女になるとしっかりしてきてさー。すごいんだよ。俺の自慢の彼女。」



自慢…



私は、ひろの…自慢の彼女なのかな?



尽くせてるかな?



や。私がしっかりしてないから面倒みられるのがほとんどだし。



「ってかさぁ。あーちゃんもひろの彼女になったんだから今のままじゃだめだよ。」



「やっぱり?いい彼女じゃないよね。」


「そうゆう分けじゃないんだけど。ひろの、彼女ってすごいポジションなんだし。やっぱりしっかりしなきゃ。」







しっかりしなきゃ…



裕太くんの言葉を聞いて気分が重くなった。



今までのことを振り返ると



本当にだめだめだし。



しっかりしなきゃだよね。



それで…それで…



ひろに自慢の彼女って言われたい…!