それから、しばらくして噂はなくなった。 でも、私は告白しようという決心をした。 そして、その日の夜メールで 「好きです。」 というメールを送った。 しばらくして、メールを確認すると隼人から返信が来ていた。 恐る恐る見ると、 「ごめん!俺、彼女いる。」 という返事。 まあ、なんとなくわかってはいた。 彼女もいるんだろうと思っていた。 でも、やっぱり悲しかった。それでもなぜか、涙は出なかった。