クリスマスも終わった年末のある日。



ピリリリリ ––––––––––


電話が来た。



相手は…颯輝?



「もしもし」




『もしもーし。』




「颯輝が電話なんて珍しいね。」



『あぁ。ちょっと翔のことで話があってさ。』