ガチャ

静まり返っていた部屋の戸が開いた。



「「あー、レイン!おはよー!」」


「あぁ、おはよう。遅れてすまないな。」


「ったく、遅刻常習犯めが…………」


スカイドは机に頬ずえをついたまま、ため息をもらした。


「まぁ、そうカリカリするな。ため息をつくと幸せが逃げるというではないか。」



「……レイン、勘違いしているのなら訂正しろ。俺達が求めているのは幸せなどではないだろう。本物の………………

















……………………雨を見ることだろう。」



ぴしり、と部屋に亀裂が入った。


「わかっている。だから座れ。」



「……あぁ。」




納得いかない、とでもいうような顔でスカイドはレインを見つめていた。