「ハンス・・・?来てちょうだい。」
僕は、下へ降りた。嫌な予感がする。
「今日、学校から電話があったの。ハンズが授業を妨害するから・・・
もう来てほしくないって・・・。」

・・・・・・・・・・

『ふざけんなよ!?・・・俺のせいか?』
  違う・・・。僕はハンズをそんなふうに見てないよ・・・。

『俺のせいで・・・ハンスが・・・。ハンスが・・・。』
俺は、たまらず走り出した。ハンズ!と母さんの声が聞こえた。
でも、振り返らず・・・。遠くへ。


これからどうなるのだろう・・・。