夜空を見て

涙がこぼれて

いつか君がいってくれた

「笑顔がすき」 が

こんなにも心をかきみだすなんて

知らなかった

さようなら と

ありがとう が

同時にきたこの季節

あたしは未だに

嫌いになれないでいたの


嫌いになったら、

大好きだった君の

笑顔も

笑い声も

ぬくもりも

優しい嘘も

全部嫌いになりそうで。



一緒に見上げたこの夜空も

一緒にいったフレンチレストランも

一緒に眠ったこのベッドも


一人でいたら

なんも意味をなさないこと

わかってたんだけど


手放さなきゃ

いけなかった


そう今では思えるの


君の笑う顔に恋をしたから

君には笑っていて欲しかったから

あたしはさよならをしたの


君は今笑っていますか?

弱音をはいていませんか?



また笑うあなたの顔を

いつか、強くなれたら

いつか、私も笑えたら

探しにいってもいいですか?