「友樹は何部に入るの?」
「俺は、ハンド。美香は?」
「私は演劇部!」
1年の最初は誰でもこんな話題になるものだ。
「永遠は何部に入るの?やっぱりサッカー部?」
「おう、そうだよ。」
やっぱりそうなんだ。応援ぐらいならしてもいい・・・かな?
「そうなんだ、頑張ってね。」すごい心臓がバクバクしてる。今の少ない応援の声でさえ震えていたと思う。表情だけはなんとか笑顔を保とうと必死。だから、もしかしたら笑顔も引きつってたかもしれない。
「ありがと。」そっけなく答えられた。それでも、感謝の言葉は言葉で表せられないほど嬉しいものだ。
私は嬉しさで胸がいっぱいになった。
そんな10分休みが終わり、授業が始まった。でも、さっきの出来事が嬉すぎて先生の話が頭に入ってこない。もしかしたら自然と顔がニヤけていたかもしれない。
ぼーっとしてたら消しゴムを落としちゃた。
拾おうと思ったら隣の席の浩輔の手がぶつかっちゃた。ビックリしてとっさにてをひっこめた。
浩輔は落としちゃった消しゴムを拾ってくれた。
私はほんのり顔を赤くしながら「ありがとう。」と言った。
「俺は、ハンド。美香は?」
「私は演劇部!」
1年の最初は誰でもこんな話題になるものだ。
「永遠は何部に入るの?やっぱりサッカー部?」
「おう、そうだよ。」
やっぱりそうなんだ。応援ぐらいならしてもいい・・・かな?
「そうなんだ、頑張ってね。」すごい心臓がバクバクしてる。今の少ない応援の声でさえ震えていたと思う。表情だけはなんとか笑顔を保とうと必死。だから、もしかしたら笑顔も引きつってたかもしれない。
「ありがと。」そっけなく答えられた。それでも、感謝の言葉は言葉で表せられないほど嬉しいものだ。
私は嬉しさで胸がいっぱいになった。
そんな10分休みが終わり、授業が始まった。でも、さっきの出来事が嬉すぎて先生の話が頭に入ってこない。もしかしたら自然と顔がニヤけていたかもしれない。
ぼーっとしてたら消しゴムを落としちゃた。
拾おうと思ったら隣の席の浩輔の手がぶつかっちゃた。ビックリしてとっさにてをひっこめた。
浩輔は落としちゃった消しゴムを拾ってくれた。
私はほんのり顔を赤くしながら「ありがとう。」と言った。
