「蘭、おはよう。」
「実花、おはよう。昨日はどうだった?」
「先生はいい人そうだったし、クラスのふいんきは・・・」
「そうじゃなくて永遠のことだよ!」
あっ、そういうこと?昨日は・・・。
「特に何もなかったよ。」
「そっか、でもこれから色々あるだろうね。楽しみだな~」
?なんで蘭が楽しみにしてるの?まあ、いっか。
今日から仮入部があるな~永遠はサッカー部に行くのかな?
「今、永遠のこと考えてたでしょ。」
「へ?何で分かったの??」
「顔に出てるから。」
顔が赤くなっていくのが分かった。こんなんじゃ本人に好きだってことがばれちゃうよ。 どうしよっ。
「美香、学校着いたよ?」
「へ?あっ、もう着いたの?」
考え事してたらいつの間にか学校に着いてた・・・。
「じゃあね、蘭。」
「ばいばい~」
はぁー今日は自分のタイプを見つけることができるのかな?とりあえず意識してみよう!
「今日の1時間目は数学だからね。しっかり受けるように。」
数学なら楽勝でしょ。得意科目だもん。
「1-6の数学を担当する笠井です。よろしく。」
笠井先生ね。覚えなきゃ。教科ごとに先生が変わるのは大変だな・・・。どの先生にも好まれるようにしなくては!
「いきなりだけど、この問題を解いてみて。あっ、周りの人と相談もありだからな~」
こんなんの楽勝じゃん♪
次々に問題を解いていく。でも最後の問題で・・・
「ん?何これ!?」苦手・・・というか大嫌いな図形の問題!しかも何かややこしい。んあ゛~分からん。
一人でうなっていると、
「そんなのも分かんねーの?」
永遠が話しかけてきた!
「わ、分かんない・・・。」
こんな私恥ずかしいよぉ。
「仕方ねーな。この俺様が教えてよるよ。」
俺様って。と笑うと同時に何故かきゅんとした。???ナンダ?
「って聞いてんのか?教えてやんねーぞ。」
「ゴメンゴメン。教えて!」
今の教えてやんねーぞにもキュンとしだぞ。
「じゃあ、これがこうなって・・・。分かった!そういうことね!!」
「分かった?よかった。」
「教えてくれてありがとね。」
今色々とキュンとしたぞ。えーと、強気な言い方にキュンとした、ってことはSな人が好きなのか!?そういえば、いつもはおちゃらけてるけど体育の時には真面目になってかっこよくってキュンとするとか・・・。てことはギャップがあると最高的な・・・?何か心がスッキリした気がする!
ー帰り道ー
「美香ー!今日はどうだった?」
タイプが分かったことを報告しなくては。
「分かったよ、自分のタイプ。Sでギャップがある人!」
「へえー美香にぴったりじゃん!良かったね。自分のタイプが分かって。これから好きな人が居なくなった時にタイプにぴったりの人を探せばいいしね!」
いやいやいや・・・何だその私は振られる設定みたいなの。てか蘭は小悪魔だな本当に。蘭がこんなんだから私も小悪魔的な人に・・・。というか、近所がザ・男子タイプの同級生ばっかだから昔から女の子よりも男の子と一緒にいることの方が多かったかな。
幼稚園の時は・・・
クラスの女の子ほとんどが流行ってた家族ごっこをしていた。私は何回も「入れて~」って言って入れてもらったけどどうしてもやりにくくって、男子とばっか一緒にいたな・・・。まあ、そのおかげでモテモテだったんだけどね(笑)
小1もそんな感じで、小2から少しだけ女のらしくなったかな・・・。急激に変わったのは小4ぐらい。めっちゃ好きな人ができでから雑誌を買ったりブランドにこだわるようになったり。小5では気が合う友達ができて女子力がアップしたり、小6では見た目は女子、中身は男子的な人になりまして・・・。でも大好きな人ができて・・・。それが菊池永遠。
「何考えてるのー?」
「私って昔からこんなんだったなーって考えてた。」
「実花、おはよう。昨日はどうだった?」
「先生はいい人そうだったし、クラスのふいんきは・・・」
「そうじゃなくて永遠のことだよ!」
あっ、そういうこと?昨日は・・・。
「特に何もなかったよ。」
「そっか、でもこれから色々あるだろうね。楽しみだな~」
?なんで蘭が楽しみにしてるの?まあ、いっか。
今日から仮入部があるな~永遠はサッカー部に行くのかな?
「今、永遠のこと考えてたでしょ。」
「へ?何で分かったの??」
「顔に出てるから。」
顔が赤くなっていくのが分かった。こんなんじゃ本人に好きだってことがばれちゃうよ。 どうしよっ。
「美香、学校着いたよ?」
「へ?あっ、もう着いたの?」
考え事してたらいつの間にか学校に着いてた・・・。
「じゃあね、蘭。」
「ばいばい~」
はぁー今日は自分のタイプを見つけることができるのかな?とりあえず意識してみよう!
「今日の1時間目は数学だからね。しっかり受けるように。」
数学なら楽勝でしょ。得意科目だもん。
「1-6の数学を担当する笠井です。よろしく。」
笠井先生ね。覚えなきゃ。教科ごとに先生が変わるのは大変だな・・・。どの先生にも好まれるようにしなくては!
「いきなりだけど、この問題を解いてみて。あっ、周りの人と相談もありだからな~」
こんなんの楽勝じゃん♪
次々に問題を解いていく。でも最後の問題で・・・
「ん?何これ!?」苦手・・・というか大嫌いな図形の問題!しかも何かややこしい。んあ゛~分からん。
一人でうなっていると、
「そんなのも分かんねーの?」
永遠が話しかけてきた!
「わ、分かんない・・・。」
こんな私恥ずかしいよぉ。
「仕方ねーな。この俺様が教えてよるよ。」
俺様って。と笑うと同時に何故かきゅんとした。???ナンダ?
「って聞いてんのか?教えてやんねーぞ。」
「ゴメンゴメン。教えて!」
今の教えてやんねーぞにもキュンとしだぞ。
「じゃあ、これがこうなって・・・。分かった!そういうことね!!」
「分かった?よかった。」
「教えてくれてありがとね。」
今色々とキュンとしたぞ。えーと、強気な言い方にキュンとした、ってことはSな人が好きなのか!?そういえば、いつもはおちゃらけてるけど体育の時には真面目になってかっこよくってキュンとするとか・・・。てことはギャップがあると最高的な・・・?何か心がスッキリした気がする!
ー帰り道ー
「美香ー!今日はどうだった?」
タイプが分かったことを報告しなくては。
「分かったよ、自分のタイプ。Sでギャップがある人!」
「へえー美香にぴったりじゃん!良かったね。自分のタイプが分かって。これから好きな人が居なくなった時にタイプにぴったりの人を探せばいいしね!」
いやいやいや・・・何だその私は振られる設定みたいなの。てか蘭は小悪魔だな本当に。蘭がこんなんだから私も小悪魔的な人に・・・。というか、近所がザ・男子タイプの同級生ばっかだから昔から女の子よりも男の子と一緒にいることの方が多かったかな。
幼稚園の時は・・・
クラスの女の子ほとんどが流行ってた家族ごっこをしていた。私は何回も「入れて~」って言って入れてもらったけどどうしてもやりにくくって、男子とばっか一緒にいたな・・・。まあ、そのおかげでモテモテだったんだけどね(笑)
小1もそんな感じで、小2から少しだけ女のらしくなったかな・・・。急激に変わったのは小4ぐらい。めっちゃ好きな人ができでから雑誌を買ったりブランドにこだわるようになったり。小5では気が合う友達ができて女子力がアップしたり、小6では見た目は女子、中身は男子的な人になりまして・・・。でも大好きな人ができて・・・。それが菊池永遠。
「何考えてるのー?」
「私って昔からこんなんだったなーって考えてた。」
