「ふあぁ~。 疲れた。」 隣で、あくびをしながら、 香鈴がそんなことを呟く。 「でも、今から、デート行くんでしょ?」 「うん。」 「楽しんできなよ。」 「もっちろんっ! てかさ、琴羽は、彼氏、つくんないの? 琴羽、すっごくモテるのに。」