「2人とも、どうして、そんなに私のために……。」 「私は、梨乃に会えて、良かったと思ってる。 いつでも、笑いあえる、最高の心友。 一生に一度の奇跡の出会い。 私はそう思ってる。 だから、梨乃を大切にしたい。 今でも、もしかしたら、 死んじゃうなんて嘘なんじゃないか、 って思ってる。」 「…そっか……。 やっぱり…琴羽……大好き。」 私は泣きながら琴羽に抱きついた。