今頃、あのふたり会ってんのかなー。


久しぶりの再開だよな。


まあそうなるように仕向けたのは俺なんだけど。



そんな俺はというとベットに仰向けになって天井を眺めている。



カーテンの隙間から差し込んでいる太陽の光は細く一直線に伸びていて俺にちょうど当たっていて家の中にいるのに少しだけ眩しい。


少しだけ暗くなりそうな俺の心を明るくしてくれているみたいだ。



そんなになるくらいだったら好きな子なのにどうして身を引くような真似をしたかって?


そんなの石野さんの笑顔が見れるのはうれしいし、ましてや消えるなんて絶対にイヤだから。


でもうまくいってほしいと思う反面、うまくいかないでほしいと思ってしまう感情も少しはある。