わたしが泣き止み落ち着い姿を確認した彼は何も言わずその場から離れ、それに続いてわたしもドアの方へと足を運んだ。


ドアを開けると生暖かい夏の風が髪を揺らす。


蒸し暑い部屋で泣いていたせいかその風を心地よく感じた。


それまで何も言わなかったかれが口を開いた。



「俺でよければ相談のるからな」