二度目に会ったのは、大学の近くにある本屋の店先だった。
夏海が手に取ろうとして落としてしまった雑誌を、
素早く拾ってくれたのが大翔だった。
ふたりは偶然の再会に驚き、大翔が彼女をお茶に誘った。
週末に初めてのデート。
当時話題になっていたロマンチックな映画を見て、映画館から出た時には
自然に手をつないで歩いていた。
そして別れ際に初めてのキス。
それまでボーイフレンドがいなかった夏海にとっては、
何もかもが初めての経験で、毎日がバラ色だった。
出会ってから約二年間の、さまざまな思い出が二人の頭をよぎる。
「短い間だったけど、楽しかったなあ。
俺、夏海と出会えて本当によかったよ」
「わたしも」
この日初めて、夏海の目に涙がにじんだ。
夏海が手に取ろうとして落としてしまった雑誌を、
素早く拾ってくれたのが大翔だった。
ふたりは偶然の再会に驚き、大翔が彼女をお茶に誘った。
週末に初めてのデート。
当時話題になっていたロマンチックな映画を見て、映画館から出た時には
自然に手をつないで歩いていた。
そして別れ際に初めてのキス。
それまでボーイフレンドがいなかった夏海にとっては、
何もかもが初めての経験で、毎日がバラ色だった。
出会ってから約二年間の、さまざまな思い出が二人の頭をよぎる。
「短い間だったけど、楽しかったなあ。
俺、夏海と出会えて本当によかったよ」
「わたしも」
この日初めて、夏海の目に涙がにじんだ。
