逢わせ屋~美形霊媒師に恋をして~

「次のことは、また改めてメールで連絡します。それまで昨夜のことを
ゆっくり反省しなさい」

いつのまにかアルの話し方は、命令口調に変わっていた。
子供扱いされているようで悔しい。

「今日はこれで、お帰りなさい」

アルが立ち上がった。

「失礼します。ご迷惑をかけて、すみませんでした」

夏海も立ち上がり、ドアのほうへ向かった。

ノブに手をかけようとすると、背後からアルがドアを押さえた。
夏海が驚いて振り向くと、すぐ目の前に彼の顔があった。

「あの・・・?」

「覚えていますか。約束を破ったら、私は何をするかわからないと
言いましたね?」

アルの右手が夏海のあごをつかんで持ち上げた。

「な、なにを」

「これは罰です」