逢わせ屋~美形霊媒師に恋をして~

それにしても、また”オトナの事情”でテイよく追い払われてしまった。
今日はうんと篠塚のおばあちゃんに甘えて、
レストランで一番高い料理をごちそうしてもらわなくちゃ。

駅で夏海さんを見かけたことは、おばあちゃんには話してもいいかな。

でも、兄さんには当分黙っていよう。
いつか切り札として使うために、とっておいたほうがいい。

カタンカタンと心地よく響くリズムに揺られながら、
セイはにっこりと微笑んだ。