ところが、いざ当日の朝を迎えると、どうも兄の様子がおかしい。
自分が明け方まで帰らないことはしばしばあるのに、
珍しく弟が一晩留守にするとなると、
こんなにも不安げな顔を見せるなんて。
セイはなんだか心配になってきた。
「兄さん、大丈夫?篠塚さんとこへ行くの、断ろうか?」
「大丈夫、大丈夫。何言ってるんだ、約束はちゃんと守らないと。
断るなんて、とんでもない」
妙に慌てた返事が返ってきた。
そういうえば、今日はヒミコも姿を見せない。
「晩ごはん、本当に作っておかなくていいの?」
「適当に何か買ってくるから、心配するな。お前も篠塚さんに甘えて、
たまには外でいいもの食ってこい」
「・・・うん」
一抹の不安を残しながら、午後三時過ぎにセイは家を出た。
自分が明け方まで帰らないことはしばしばあるのに、
珍しく弟が一晩留守にするとなると、
こんなにも不安げな顔を見せるなんて。
セイはなんだか心配になってきた。
「兄さん、大丈夫?篠塚さんとこへ行くの、断ろうか?」
「大丈夫、大丈夫。何言ってるんだ、約束はちゃんと守らないと。
断るなんて、とんでもない」
妙に慌てた返事が返ってきた。
そういうえば、今日はヒミコも姿を見せない。
「晩ごはん、本当に作っておかなくていいの?」
「適当に何か買ってくるから、心配するな。お前も篠塚さんに甘えて、
たまには外でいいもの食ってこい」
「・・・うん」
一抹の不安を残しながら、午後三時過ぎにセイは家を出た。
