逢わせ屋~美形霊媒師に恋をして~

「メードのミヤゲに、おしえてあげる」

ヒミコが料金ボードから近くの窓に飛び移ると、
身動きひとつしない大翔の背中に向かって言った。

「あたしはセーカーハヤブサよ。だれがトンビやねん」

彼女が翼を広げて飛び立つと、バスはカーブを左に折れ、姿を消した。