黒いシンデレラ



王子は もう片方の足も 躊躇なく 切断した





「嘘つきには お仕置きしなきゃ………ね?」



まるで 悪魔も 逃げ出すような 声でそう言った



ミロは思った

先に行ったアンも こんな目にあってしまった
のだろうと……

あぁ、 どうなるのだろう 私………


血が大量に出て 意識を失いそうになるミロ