「・・・っ、馬鹿。ほんっとに馬鹿!『どうせ』じゃないでしょ?あんたが長生きするつもり無くったって私がさせるんだから縁起でもないこと言わないでよね」
一息でそう言って優を見ると、泣きそうな顔で固まっていた。
「・・・軽く叩いたつもりだったけど・・・痛かったよね。ごめん」
とハンカチを頬に当ててやると、突然ブワッと泣き出した。
「ちょっ、ちょっと!ごめんって・・・!」
「ちが、そうじゃなくて・・・嬉しかったんだよぉ・・・!」
え?
予想外の返答に若干驚きつつ泣きじゃくる優をなだめた。
「ありっ・・・がと、雨美ぃ・・・ありがとう・・・!雨美、だいっすき・・・!」
女の子か!と思うほど女々しい目の前のヘタレに溜息を吐きながら、ニッと笑ってみせた。
「当たり前!ほら、泣かないの!」
昔から優はよく泣いてたっけ。いつも隣で慰めてたのは私で当たり前だと思ってたけど・・・
本当に私が優の傍にいてもいいのかな、と思うことがある。
「雨美・・・?どうかした・・・?」
それでも
「・・・ううん。あのね、優」
勝手だけど、優のこと傍で見ていたい。
「・・・やっぱりなんでもないや」
