夏色エレジー 〜病弱な君の好きなとこ。〜





「来たよ、優」












開いているカーテンの隙間から、ノートに何かを記す優が見えた。













詞、書いてるのかな・・・?












「ゆ〜う」












もう一度声をかけて、ぽんと肩を叩いた。











「雨美!あ、と、みっ見ないで!」












基本的におっとりしている優の珍しい慌てっぷりに、優の手に握られたノートへの興味が高まる。












「何それ?詞のノートはいつも見せてくれるのに・・・」







「ちがっ、これは日記だから!恥ずかしいから絶対見ちゃ駄目だからね!」












バッとベッド際の引き出しにノートを仕舞い込んでしまった。











日記か、意外・・・












「ま、無理に見たりはしないけどさ。」









「ありがとう。雨美のそういうとこ好きだな」