夏色エレジー 〜病弱な君の好きなとこ。〜





翌日。













今日は学校が休みだから早めにいくつもりだ。












服は、まあこれでいっか













最近はずっと暑いしラフな格好でいいかな、と思い細身のパーカーにショートパンツを選んでみたが・・・












ちょっとオシャレしてみようかな?














普段はパンツスタイルが多く、スカートは一応持っているが履くことはまず無かった。













「むー・・・」













お見舞いに気合入れてると思われるのもなぁ・・・












ま、優のことだしそんなに気にしないか。そう思おう。うん。












そして私は、パーカーはそのままで控えめなフリルがあしらわれたスカートに履き替えた。













そして最小限の持ち物だけバッグに詰めて、早足で家を出た。













「何か買っていこうかな・・・」













優、何好きだっけ。














私とは違って優は甘い物が好物だ。













「あ、そういえばもう少しいったとこの角曲がったらケーキ屋さんあったような・・・あれ、もうひとつ向こうだっけ?」













なんて独り言を呟きながら歩いていると、人混みの中に見覚えのある後ろ姿を見つけた。












「あ、おばさーん」