「今日はなにする?」
「あーテレビみた………」
「よし、青龍に会いに行こう!」
優也に聞く前から答えは決まっていたので、優也の返事は聞かずに言う。ていうか、なんか言ってた?
「お前さ……」
「お問い合わせは、お客様窓口まで〜」
「キャラ崩壊、しすぎだろ!」
優也、それに気づいたら、終わりだよ。
「青龍が、今日は表立った仕事がないから大丈夫って言ってたから、いこ〜よ〜!」
「別にいいけどさ、お前、最初、クールキャラじゃなかったけ?」
そんなの全然知らないよ☆
あ、いまのはさすがにキモすぎたか。
「あんた的には、こんな私の方がいいわけ?」
元のように、少しテンションを下げて言う。
「そう言うわけじゃないけど……」
「じゃあ文句ないね!飛ぶよーー!さんはい!」
途端に、昨日のうちに家の周りに作っておいた魔法陣やらなんやらわからないものが一斉に起動して、青龍のいる世界まで、飛んでいく。
「とっおちゃーく!」
「やっぱり、元のテンションに戻してくれ!」
エラー ガ ハッセイ シマシタ、コトバ ノ イミ ガ ニンシキ デキマセン。
