ん…。 ここ… どこだろ…? 真っ暗な空間に一人ぼっち… 光が一筋も見えない… この場所… 怖い… ヤダ… 帰りたい… 試しにほっぺをつねってみる。 いたっ! くない… 夢… この一文字がどんなにうちをホッとさせてくれたのだろう。 ずっと釣ったているのは良くないと思い、ゆっくりと重い足を動かせる。