そう心に言い聞かせる。
スッ、と空に手を翳す。
周りの目を気にせず、船の上で、手を空に翳す。
目をスッと閉じ、街を想う。
すると、不思議な事にその時の街の光景が見えたの。
目を動かすと、街の光景が見渡せる。
ドクドクと、心臓が高鳴り、とにかく私は空を見上げる。
ッ…。
スプリットの姿を見たのはそれが初めてだった。
本当に透けていて、不敵な微笑みを浮かばせるスプリット。
あれが…。
数十人のスプリット型となった兵士がスプリットの口を裂いていく。
ミヤビさんは?ミヤビさんは何処?
見つけた。
ミヤビさんは一人でどんどんスプリットの口を裂き、スプリットの口の中をあの針で攻撃をする。
すごいスピードで。
すごい…、これなら…これなら全滅させられる…。
そしたら、また街に戻れる。
