「大丈夫?頭とか精神状態とか、お前死のうとしてたよね?馬鹿か。こんな所で死んだら来年からプールできねぇよ。」
おぉー。イケメンだ。天国かな?ここは天国か。イケメンいるし。何か身体浮いてるような気がするし。
「うるせぇよ。全部口に出てるし。まずな?ここは天国じゃねぇ。学校のプールだ。それと俺はイケメンじゃねぇ。」
声低いなー。
ん?やっと意識がハッキリしてきたような、してないような。してきたような、。えーっと、私の事すんごい心配そーにみつめてくれてる人..なんか見覚えあるんだけど....何だっけ。えーっと...
あっ!
「翔!?」
「おせぇよ。今気づいたのか?馬鹿か?ってかお前重くね?」
「は?」
「お前まだこの状態理解してないの?」
えーと、ここは誰もいないプールサイド。で、なんか足が浮いてる感じ。
まさかと思い下を見てみる。
「お姫様だっこ?!?!
ちょ、翔離せ!変態って呼ぶよ?!ハレンチって呼ぶよ?!」