ハンズ

長めの睫が月明かりで頬に影を作り、端正な顔をより男前に映し出す。



「大学には行ってみたいんだけどさ。
俺ん家、あんなんだろ。
お袋を手伝ってやりたい気もするし…」


准の表情からは、俺が想像も出来ないような、何か重くのしかかる様なものが見えた気がした。