ハンズ

「昨日、コトブキ行ったの?」

「うん。
ちょっとね…」


指に付いたコロッケかすをキレイに舐めると、ぺぃちゃんは立ち上がる。


「帰ろっかァ。」


窓から射す、気持ちの良い光。

立ち上がった、そのぺぃちゃんの横顔を、ボンヤリと俺は見上げていた。