俺の隣で手を握り、降り止まない空を見上げる千尋。 微かな記憶を手繰り寄せ、兄貴の存在を求めている。 兄貴が死んで離れなければならない運命だったんなら、何故2人は出会ってしまったんだろうか。 その思い出に、寄り添ったままの千尋が痛々しかった。