あたしはあれから色んな男と遊び
今日はあの人、明日はこの人と
男をとっかえひっかえで遊んだ。

寝る男も入れば普通に買い物に付き合ったりと普通の付き合いをする人もいた。


そんな時知らない番号から着信が
あった。


「もしもし。」
「もしもーし!ぁ、欄華〜??」
「ん?もしかして美佑〜??」
「そうだよぉ〜w欄華最近別れたん
だって〜??大丈夫〜??」
「だよー大丈夫なわけwww
急に電話どーしたの??」
「あ〜…今から美佑と会えない??
てか今どこいんのぉ??」
「今ね、街いるよ。会えるよ」
「おけ!じゃあ美佑も今街だからさ!
マックの前で待ち合わせしよ!
後05分したらつくから!じゃ!」

「…プープー…」

美佑は早口でそう言うと一方的に電話
を切った。
通話の切れた後の機会音があたしの耳に
届いた。

「あと5分ねぇ…」

「どうした??今の電話だれ??」
「ごめんあたし今から用事できたわ
また来週ね、てかまた連絡するわ」
「えっ…。なんで急に??」

男は欄華にしつこく聞いた。
ほんっと苛々する。
あんたはあたしの彼氏でもないんだから
いちいちしつこく聞いてこないで。

「じゃあまたね〜!」

あたしはその男に笑顔でさよならを
告げマックの方へ足を進めた。
男は不満そうな顔で手を振り夜の街に
消えていった。