みゆが忘れるのは俺のことだけ。 俺のともだちや、自分の友達、おばさんのことはいつも覚えている。 きっと、神様が俺とみゆに与えた大きな大きな壁なんだ。 そんなことでは、簡単にあきらめたりしない。 簡単に諦められるよな中途半端な想いじゃないから。 今日も一回に降りるとおばさんは申し訳なさそうな顔で俺を見る。