四季折々 詩集

「 時は流れて 」


幼い日のことを 思い出してみないか

君は笑っていたか 君は泣いていたか


恨むことを知らぬ 幼い日のことを


時の流れの中で 人はいつか

時の流れに気づかずに 人はいつか

人はいつか 恨むことを知る



幼い日のことを 思い出してみないか

君は生きたか 君は生きていたか


諦めることを覚えぬ 幼い日のことを


時の流れの中で 人はいつか

時の流れに気づかずに 人はいつか

人はいつか 諦めることを覚える



幼い日のことを 思い出してみないか

君は夢を見たか どんな夢を見たか


叶わぬことを知らぬ 幼い日のことを


時の流れの中で 人はいつか

時の流れに気づかないまま いつか

いつかきっと愛を知る



時の流れは 残酷で

何も告げずに 去ってゆく

「知らないことが罪よ」 と

気づかない者達に 別れを告げる


時は流れ去り 私たちに何かを残す

愛と知らせず 後悔を残す



時は流れて 私は思い出す

時が置いてった

後悔という名の思い出を