学校が終わり、二人は帰る支度をする。

「美弥、今日もするんでしょー?」

美弥の幼なじみでありながら、親友の凜は美弥に問い掛けた。

「もち!」

それに答える美弥。

一見普通の会話だと思うが、本当は違う。

あのエレベーターに乗ったら。