「緊張してんの?」
「…そりゃしてるよ!」
結はクスっと笑って私の頭をポンポンとなでた。
「いくよ。」
ーーーーガチャ。
中に入るとたくさんの人がいた。
色んな色に染まった髪の人達。
気崩された制服を着てる人がほとんどで、それでもなかには私服を着てる人もいる。
「お疲れ様です!」
一斉に頭をさげて挨拶する人たち。
「久しぶり~!」なんてその場をスルーしていく結。
やっぱすごい人なんだね。
「こんにちは!…あの、私、美紅って言います。…………………よろしくお願いします!」
私もみんなに圧倒されて、頭を下げた。
「こちらこそよろしくお願いします!」
だけど、彼らはまた、頭をさげる。
「美紅ー。もう、みんな美紅のこと知ってるから、自己紹介なんていーよ。」
「……でも、自分で言わないとなんか気持ち悪いじゃん?みんなとも仲良くしたいし。」
「美紅らしいけど。………ま、そういうことで、美紅ってこういうやつだから、みんなも守ってやってな?仲良くしてやって?」
「うぃっす!」
……………嬉しいな。仲間がこんなにいるなんて。
「ありがとう。」
いくぞ。と言って結と奥の部屋に足をすすめる。
