すぐ近くにある公園のベンチに座る。 彼は自動販売機でジュースを2つ買ってきて、1つを私にくれた。 「ありがとう」 その時、街灯の明かりによって初めてはっきりと彼が見えたんだ。 すごく背が高くて、なんとも言えないオーラを感じる。 暗闇では分からなかった彼を知る。 フワッとした黒髪、整っている顔。吸い込まれそうな黒い瞳。 もちろんだけど、見覚えはない。