その日も、いつもみたいに、星が見えるあの場所に行っていた。





そこまではいつもと何も変わらない夜だったのに、

突然私に向かってナイフを持った人が走ってきた。




ビックリして、動けなかった。


でも、聞こえたんだ。
刺される音が。



でも不思議なことに痛くなかったの。







だけど、気づいたんだ。











刺されたのは、私じゃない、
朝日だって。









朝日が、目の前でたくさんの血を流しながら倒れてたから。


私をかばって朝日が刺された。







あわてて逃げてく犯人を追うこともできず、何が起きたか理解するのに必死だった。