『なぁ、夜空ちょっと来てくんね?』

私の名前を呼んだのは雨宮だった。

『あ、うん』

一応、返事はしたけど何の用だろう。

雨宮についていくようにして屋上についた。

何で呼ばれたのかわからない私は無言だった。