好きな人の、視線の先に。




「あ、ねえ美緒ー!呼んでるよー」


私の名前が聞こえて、伏せていた顔を上げた。


ドアの横には、おそらく私の名前を呼んだ女子と、


「あれ、村武?」


何回も見たサッカー部が立っていた。