私達は手を繋いだ。



泣き笑いしながら、ぎゅっと。



「ねえ、私の悪口言ってたんだよね?」


「げ、それもう忘れろよ」


「忘れてあげる。その後に誰かに告白された?」



「…なんで知ってるんだよ」



「秘密」



「お前も痩せたよな」



「城田がデブデブいうんだもん」