「違うよ、村武」


「はい、反論どーぞ」


「痛くない」


「主語言ってね」


「胸が痛くない!」


「お前に痛くなるほどの胸はない」


「ふざけんなよてめぇ、じゃなくて!ズキズキしないの!城田の時は突き刺さるくらいの痛さだったのに!」