……は?

射殺…!?

のろのろと立ち上がる警官が発した言葉に耳を疑った。
ありえねぇ、俺何もしてねぇだろ!

あーくそっ!
あの車使えねぇのかよ!?

軽トラに駆け寄ってドアを引くと予想通り鍵がかかっていた。

「くそっ!」

イライラと不安で車体を蹴った。

プレハブ小屋に何かあるかと思い走り出そうとした刹那、何かが頬をかすめる。


冷や汗が背を伝った……。


ツツーッと頬から血が流れた。

やべぇ……やべぇやべぇやべぇ!!
急いでプレハブ小屋に入りドアを閉める。

鍵がついてないってどーゆーことだよ!!