連絡手段がねぇとは。
しばらく茂みを歩くと光見えた。
どうやら、ここには人がいるらしい。
あー助かったわ。
俺は急いでそこに向かった。
「すいません。俺、迷ったみてぇなんですけど、ここは……」
一気に俺に視線が集まった。
「よそ者!?」
「儀式の途中で!」
儀式?
よく見ると村人達は様子がおかしかった。
人だかりの真ん中には黒い服を着た女が胸のところで手を組んだ姿勢で寝ている。
は?
様子がおかしくねぇか?
何でこんな人だかりの真ん中で寝てんだ?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…