パカパカパカ
4人で横に並ぶ。
「よーい、」パンッ!
いっせいに馬が走り出した。
私の横には、神崎がいた。
(負けるもんか!!)
スピードを上げようとした時、ドンッ
なにかに押された。
バタッ!!
「やったー!!一位よ!」
神崎が走り去ってゆく。
あ、意識が――――――。
「美良さま!」「美良さぁ―――」
フッと意識がなくなった。