画面の向こう側の君に


もともと部活の友達に勧められて始めたこのコミュニケーションサイト。


ここには、様々な顔が居合わせる。



無駄にハイテンションで絵文字を使いまくるやつや、クールに振る舞うやつ。


そしてやはり、学校が嫌いな人もいる。


そんな人たちと傷を舐め合う。


私はいつもそんな感じで、悲しみや孤独感で先に進めずにいるわけで。


ちらりと見やるその時計が、3時をさしたあたりでパソコンを閉じる。


「あー。目が痛い…」