意地悪☆王子





『坊ちゃま着きました。』


使用人が車のドアを開けて言った。




『お父様はあとどれぐらいで着くんだ?』



車から降り、口を開く芦田君。もちろん私の手をつかんで…



『ぁと10分で着くらしいです。それとお母様ももうすぐ帰ってくるらしいです。』



『そぉか、ちょうどいいな。ぁりがとぅ』




『ぃえ…』



ふっと笑った芦田君の顔を私は見逃さなかった。



『ほら吉田行くぞ。』


『ふぁ!すごすぎ…』