「竜…」




あぁ~走ってくる走ってくる~…




「今日から桃がお迎えなんでしょ!?」



「そうだよ。ときどき星也のときもあるけどね」




全部星也に行かせようかな…




「えぇ~お兄ちゃんやだ!」



「そういうこと言わないの!ほらっ行くよ」




あたしは竜と手をつないで歩き始めた




「え~いいな、竜は!俺も俺も~♪」




星也はあたしの左手を握った