なんで…



なんでそんなこと言うの…?



星也にはあの子がいるじゃん…



なんであたしなんか…




「なんでよ…」



「え?」



「なんで…あたしは星也のなんでもないよ…」




なんで中途半端なことするの…?



その分期待しちゃうじゃん…



星也がもうあの子のものだってわかってる。



それでも、またあたしのとこに『桃!』ってきてくれるって…



心の中で思っちゃうんだよ…