空からの贈りモノ

いくらニコニコ笑顔の彼でも
身長が高いせいかすっごく怖く見える。
でも
今はそんな事より名前が知りたい。

そう思い。勇気を振り絞った。

「あの!ニコニコ笑顔の人!!」

「え?ニコニコ笑顔の人って俺?」

いきなりニコニコ笑顔の人なんて
言ったもんだから苦笑いする彼。
そんな笑顔も素敵で。
心を奪われて彼の瞳を見るのが必死で
なにも、発しない心愛に首を傾げる彼。

「ん?どした?」

その時はっと、我に返り慌てて答える。

「えっ…あ!あのっ。えっと!
な…名前!名前教えてっ下さいっ!」

「名前?あー。玲也!」

れいや?違うよ。
心愛が知りたいのは君の名前だよ。

「え、だから違うくて。
えーっと、礼也じゃなくてあなたの名前教えてくださいっ!」

「だから、玲也だよ?
あいつとおんなじ名前なの。」

「え?そーなんだー!」

「で、心愛ちゃん?だっけ??」

「はいっ!!」

やった!名前聞けた上に名前覚えられちゃったよーーー!
玲也くんってゆうんだぁ。

「てかさ、なんで敬語?」

「え、だって、心愛の上の人でしょ?」

「え?いや、同い年なんだけど
ま、タメで話しかけてきてよ!」

「うんっ!!」

なんかなんか、普通に喋れてるよ。
なんだよ、なんか、ドキドキするじゃん。